脱毛の方法には光脱毛、医療レーザー脱毛、ニードル脱毛があります。
メンズ脱毛で使用される脱毛方式は、それぞれに長所と短所があります。
自分がどのような脱毛を望むのか、デザイン性やコストパフォーマンスを考えてどのタイプの脱毛をするか決めることになりますので、ここではそれぞれについて解説していきます。
光脱毛という方法は一番簡単で単純な、料金も安くすむ方法です。
一度に広範囲を施術できて痛みもそんなにありませんので、初心者にもお勧めのお手軽コースでしょう。
なにより安いのが魅力でもあります。
脱毛とは確かに効果があり、毎日の手間を省いたり自分の価値を高めることになるのですが、お金を払ってこれを得た、とはっきり目に見えて入手したと感じにくいものでもあります。
そのため最初から高い金額を払うことを躊躇する気持ちは誰にもであります。
なので初めてのメンズ脱毛ならもし気に入らなかった場合に後悔も少ないよう、金額も低いコースでお試し感覚でやってみるのがいいかもしれません。
光脱毛がそれに当てはまるのですが、安いだけあっていろいろと制約もあります。
広範囲を一度に施術するので細かいデザインしながらの脱毛には不向きです。
また光脱毛の中でもIPL脱毛と呼ばれる、メラニン色素に反応する特殊な光を照射する方法は、日焼け肌やほくろの部分には脱毛効果が出にくいだけでなく、火傷をする危険性があるので照射することができません。
これらの条件さえクリアできるのであれば、最初は光脱毛を試してみるのがお勧めです。
もっと丁寧な施術にニードル脱毛という方式があります。
これは一本一本処理をしていきますので、形をデザインしながら脱毛することも可能で確実に脱毛できるというメリットがあります。
この一本は残す、この一本は脱毛する、と細かく作業を進めることができるのです。
ですが一本一本手作業で処理していくので施術に時間がかかりますし、コストも高くなります。
このへんは考えればわかるでしょうが、丁寧な分時間もお金も必要になるというわけで、完成度も施術者の腕によって大きく差があります。
職人の仕事に近く、この方式で脱毛するのなら事前に施術者のレベルを確認してから依頼するようにしたほうがよいでしょう。
エステではなく医療機関での脱毛ならレーザー脱毛があります。
医療機関で行われるのでなにかと安心ですし、エステと違いそれほど商売っ気もないので無理に勧めてくることもなく、医療用の高出力レーザーを使用するので脱毛効果もとても高いでしょう。
ただ出力が高いために痛みを感じたり火傷を伴うこともあります。
しかし、施術回数は光脱毛の半分程度で済み、1年程度で脱毛が完了すると言われています。
広範囲に照射するので、光脱毛同様1回あたりの施術時間は短く済みます。